
編集・進行・校正で役立つエクセル原稿を効率化する小ネタ
ここで紹介するものは、普段のお仕事で原稿をエクセルで支給される、もしくは原稿をエクセルで作るという方に向けての小ネタです。
業務を効率化するのに、高度な関数を覚える必要はありません。簡単な関数や演算子を覚えるだけで十分可能です。
簡単な関数や演算子でも、それらを組み合わせることでできることはたくさんあります。
重要なことは、基礎とその応用だけです。
文字数をカウントしてくれる関数「LEN」
今回は、文字数をカウントする関数です。
エクセルで文書作成する方には、簡単で便利な関数です。
ちなみに、1つのセルに入力できる文字数は、32,767 文字が限度になります。
LEN関数の使い方
1. LEN関数を入力します。
下の「あいう」の文字数を数える場合。
- 「E4」のセルを選択
- 「=」を入力
- 「LEN( 」と入力
- 「D4」のセルを選択
- 「 ) 」と入力
⇒ 数式は「=LEN(D4)」となります。
※上の数式バーにも同じ「=LEN(D4)」が表示されています。
セルを選択してから、数式バーに直接数式を入力してもOKです。
2.Enterを押します。
E4のセルに「文字数」が表示されます。
3.E4のセルを選択し、下にドラッグすると他の文字数もカウントできます。
4.結果です。
5.英数字、ピリオド、カンマなどもちゃんとカウントしてくれます。
おわりに
このLEN関数をどのような場面で使うかというと、
文字数順にソートしたい場合や、1つのセルに文字数制限があってそれを数えるときなどに使えます。
なかなか使いどころは難しいかもしれませんが、文字数をカウントできる簡単な関数があるということだけでも知っておけば、意外なときに使えて役立ちます。