読者アンケートでありがちな校正ミスとは?[練習問題で学ぶ間違いパターンと対策]

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読者アンケートでありがちな校正ミスとは?[練習問題で学ぶ間違いパターンと対策]

今回の練習問題は、読者アンケートでよく見られる間違いです。

アンケートに答えれば抽選で〇名様にプレゼントが当たる!』というページです。このようなページは、媒体を限らず出てくる用語も決まっています。学んだことをそのまま活かせるチャンスは多いです。

【宝島社 InRed(インレッド)4月号_P.127の一部を改変しての出題になります】

読者アンケートの「練習問題」

<問題>

Present!
読者アンケートにご協力いただいた方の中から、抽選でプレゼント!

募集方法
Inred4月号の読者プレゼントへの募集は、宝島社のアンケートサイトより行ってください。バーコード対応の携帯電話をお持ちの方は、バーコードを読み取ってアクセスしてください。パソコンやバーコード非対応の携帯電話をお持ちの方は、右記のURLよりアクセスできます。

PC/携帯共通
https://ssl.tkj.jp/e/inred2004

締め切り:2020年4月14日(土)
ご希望の商品番号をアンケートでお応えください。当選者の発表は商品の発送をもって替えさせていただきます。
※アンケートに解答するには、宝島社アンケートサイトへの会員登録が必要です。登録された個人情報は、プレゼントの配送、アンケート集計についてのみに使用し、そのほかの目的のためには一切使用いたしません。宝島社のプライバシーポリシーについては以下のURLをご覧ください。
http://tkj.jp/privacy

練習問題の「解答」

<解答>

Present!
読者アンケートにご協力いただいた方の中から、抽選でプレゼント!

応募方法
InRed4月号の読者プレゼントへの応募は、宝島社のアンケートサイトより行ってください。バーコード対応の携帯電話をお持ちの方は、バーコードを読み取ってアクセスしてください。パソコンやバーコード非対応の携帯電話をお持ちの方は、下記のURLよりアクセスできます。

PC/携帯共通
https://ssl.tkj.jp/e/inred2004

締め切り:2020年4月14日(
ご希望の商品番号をアンケートでお答えください。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※アンケートに回答するには、宝島社アンケートサイトへの会員登録が必要です。登録された個人情報は、プレゼントの配送、アンケート集計についてのみに使用し、そのほかの目的のためには一切使用いたしません。宝島社のプライバシーポリシーについては以下のURLをご覧ください。
http://tkj.jp/privacy

<解答一覧>

 1.  募集  → 応募(2か所)
 2.  Inred   → InRed
 3.  記  → 
 4.     → 
 5.  え  → 
 6.  品  → 
 7.  えさせて → えさせて
 8.  答  → 

練習問題の「解説」

※解説文の一部は「コトバンク」参照

1.  募集  →  応募(2か所)

「募集」… 広く呼びかけて必要な人や物を集めること
「応募」… 募集に応じること

3.    →   ※ポイント①参照

4.  土  →   ※ポイント②参照

5.    → 

「応える」… 相手の行動や状況を受け、十分見合うような行動をとる。「期待に応える」「時代の要請に応える」
「答える」… 1. 相手からかけられた言葉に対して返事をする。2. 質問や問題に対して解答を出す。

6.    → 

「商品」… 売るための品物。販売を目的とする財およびサービス。「目玉商品」「キャラクター商品」
「賞品」… コンクール・競技などで成績の良かった人に賞として与える品物。

7.  えさせて  →  えさせて

「替える」… 同種の物といれかえる。「メンバーを替える」「シーツを替える」
「代える」… 代用する。代理とする。「挙手をもって投票に代える」「命には代えられない」

8.    → 

「解答」… 問題を解いて答えを出すこと。「数学の問題に解答する」
「回答」… 質問・要求などに答えること。「調査に回答する」「満額回答」

<解説のポイント①>

3.    → 

文章内の「右記」「左記」「上記」「下記」「上図」「下図」などの位置を指し示す文言の間違いはよくあります。この間違いは、レイアウト変更などによって配置が変わったことにより起こるパターンが多いです。

たとえば、問題文のQRコード横のスペースを無くすためにレイアウトが調整されたとします。

 

【修正結果】

このような場合に、位置を指し示す文言の修正をし忘れて間違いが起こります。

この例では「下記」を「右記」に直さなくてはいけません。

修正したことによって、整合性が取れなくなることはよくあります。単に赤字が直ってたらよしではなく、その赤字が入ったことによって、他に不具合が生じていないかも注意しなければいけません。

他にも、この問題文には同じようなものがあります。


以下」のような文言にも注意が必要です。

<解説のポイント②>

4.    → 

締め切り:2020年4月14日(

この日付と曜日の不一致、実際の現場でこのような間違いがあれば、次のようなことが推測できます。

問題文のような毎号掲載されているプレゼントコーナーには、定型のフォーマットがあります。そのような場合、オペレーターは、一から誌面を作るということはしません。前号のデータを流用して、作り替えていく方法を取ります。

そのため、ここは曜日を「」に打ち間違えたというより、前号にあった「」を修正し忘れたと考えるのが自然です。

前号:2020年3月14日(土)
     ↓
今号:2020年4月14日(

他にもハガキなどでよく見る「差出有効期間」も前回のデータを流用する場合が多いです。
これも前回データを使用して作り直す場合、年月日を修正し忘れることがあります。

【見本】

<解説のポイント③>

1.  募集  → 応募
5.  え  → 
6.  品  → 
7.  えさせて → えさせて
8.  答  → 

これらの用語は、プレゼントコーナーなどのページでほぼセットで出てきます。
そのため、まとめて使い分けを覚えておくと便利です。