校正校閲のおすすめ本

校正・校閲未経験者が、独学のためのおすすめ本[本の知識]

校正というお仕事は、少しの文房具と自分の頭だけでできるお仕事です。そのため、誰にでも簡単に出来るように思えますが、それゆえに個人の能力が試されるものでもあります。
覚えることもたくさんあり、漢字の使い分けなどは一生かかっても覚えきれるものではありません。

一人前の校正者になるには、適切な知識と経験を身に付けていく必要があります。

「校正者として、まず覚えることは何か?」
「校正記号…?」
「ではありません。」 

校正者として、まず覚えるべきこと

まず覚えるべきことは本に関する知識です。本に関する知識は、校正する媒体や会社が違っても『共通言語』ですので覚えておく必要があります。詳しく言うと「本の名称・種類・大きさ」です。事前にそれらの知識があるだけで、校正の実務をするときには役立ちます。

覚えるために、分厚い本で1から10まで覚える必要はありません。
まずは基礎的なことだけ覚えておいて、その他の知識は実務に入ってから身に付けていったほうが呑み込みが早いです。

そこで、本の基礎的な知識を学ぶのに最適な本がこちらです。

本に関心のあるすべての人へ!「本の知識」



日本エディタースクール出版部

この本の特長
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・必要な基礎知識が集約されている
・手元に置いておくのにちょうどいい大きさ
・価格が安い(500円+税)
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コスパが良く、校正の学校であるエディタースクールが発行しているものなので、きれいにまとまっており、説明も分かりやすいものになっています。

この本の活用の仕方

目次


【出典】日本エディタースクール発行「本の知識」
(※本の中面掲載は日本エディタースクール様の許可をいただいていおります)

この本は1~6の章で構成されています。
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1.本とは何か
2.本の種類と大きさ
3.本の各部分の名称
4.本のできるまで
5.雑誌について
6.読書の手に届くまで
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この中の、
2.本の種類と大きさ
3.本の各部分の名称
必須の知識といえます。

校正で、本の名称・種類・大きさを常に使うかといったら、あまり使わないものもあります。ですが、印刷物に携わる身なら知っておかないと正直「むむむ…」というレベルです。
覚えるといっても「聞いたら分かる」「見たら分かる」程度で十分です。

本文中のラスト

【出典】日本エディタースクール発行「本の知識」

イラストを用いて各部の名称の説明もされています。ですが、自分が持っている本や雑誌を手に取って実物で名称を確認していくほうが覚えが早いです。

2と3以外の章は、知っておいて損することはないですが、必ず覚えておく必要というものでもありません。電車の中や空いた時間で読む程度に留めておいて、自分が実際に校正するときに必要であれば熟読しておくとよいと思います。

くれぐれも、最初から知識偏重にならないように注意しましょう。