校正・校閲で役立つ辞書サイト[チェックしておきたいサイト一覧]

校正・校閲で役立つ辞書サイト[チェックしておきたいサイト一覧]

この記事では、文章校正で役立つオンラインの辞書サイトを紹介しています。

辞書サイトでは、一度の検索で複数の辞書から意味を調べることができます。複数の辞書の意味を一覧で比較できるのは、紙の辞書にない大きな強みです。

何かを調べたり情報を得たりするときに役に立つこと間違いなしです。無料で使えるサイトばかりなので是非活用してみてください。

1. 国語辞書・漢字辞典など

weblio(ウェブリオ)国語辞典

weblioは、国内最大級のオンライン辞書検索サービスです。このサイト一つで調べ物はほぼ完結するといってもいいぐらいです。収録辞書も500以上あり、国語辞典以外にも、類語・対義語辞典、英和・和英辞典の機能も備わっています。


> weblio 国語辞典

weblio 国語辞典で『校正』を検索した場合

一度の検索で、以下の辞書類から検索結果が返ってきます。意味だけでなく、詳細な解説も表示されます。また、weblio独自の機械生成による例文も見ることができます。

1.実用日本語表現辞典
2.デジタル大辞泉(小学館)
3.ISO用語辞典(jmc)
4.印刷関係用語集(K'sBookshelf)
5.画像技術用語集(日本画像学会)
6.製品安全・EMC用語集(EMC kashima)
7.生物学用語辞典(Jabion)
8.歴史民俗用語辞典(日外アソシエーツ)
9.短編小説作品名辞典(日外アソシエーツ)
10. ウィキペディア(Wikipedia)
11. Wiktionary日本語版(Wiktionary)
12.「校正」の例文・使い方・用例(Weblio日本語例文 用例辞書)

 検索結果(※一部のみ表示)

・デジタル大辞泉(小学館)の解説

・「校正」の例文・使い方・用例

② コトバンク

コトバンクは、出版社などが提供する辞書や辞典などから検索が可能なオンライン辞書です。国語辞書以外にも、英和・和英などの検索も可能です。信頼性のある情報元から用語検索できるのが、コトバンクの特徴です。


> コトバンク

コトバンクで『校正』を検索した場合

次の辞書類から検索結果が返ってきます。

1.ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2.図書館情報学用語辞典 第5版
3.デジタル大辞泉(小学館)
4.精選版 日本国語大辞典
5.百科事典マイペディア(平凡社)
6.知恵蔵 (朝日新聞出版発行「知恵蔵」)
7.世界大百科事典 第2版(平凡社)
8.普及版 字通(平凡社)

 検索結果(※一部のみ表示)

検索後はまずコトバンク内の校正に関する用語がヒットします。そこから知りたい用語を選択し詳細へと進む流れです。


 ↓
・図書館情報学用語辞典の解説

・精選版 日本国語大辞典の解説

③ goo辞書

goo辞書は、小学館、三省堂、学研などの語学辞典や専門用語集から検索できるオンライン辞書です。国語辞書だけでなく、英和・和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字辞典、専門用語集などの機能も備わっています。規模的には、weblioと同等です。


> goo辞書

goo辞書で『校正』を検索した結果(※一部のみ表示)

一度の検索で、国語辞書、英和・和英辞書などすべての検索結果が表示されます。

コトバンクのように、まずは『校正』に関連する用語が一覧表示され、そこから知りたい項目を選択し解説や例文へと進みます。

goo辞書は、weblioやコトバンクと違いシンプルで見やすいのが特徴です。サクっと何かを調べたいときには便利です。無料サイトにありがちな検索結果が広告で見づらいということも少ないほうです。

 辞書サイトの使用にあたって

weblio、コトバンク、gooは、どれも複数の辞書を横断して一括検索するものです。中には重複している辞書もあります。そのため3つのサイトすべてを併用する必要はありません。

日本語の文章校正で使用するなら「weblio」か「コトバンク」がおすすめです。ともに検索結果が一覧で表示されるので意味の比較が容易にできます。

検索する語にもよりますが、個人的な使用感では、情報量は「weblio」が一番多めな印象です。

■ 補足

意味がわかりづらい用語に対しては、「weblio 類語辞典」や「連想類語辞典」などを利用して、類語から知識を固めていくやり方も学習には効果的です。

weblio 類語・対義語辞典

> weblio 類語辞典

・連想類語辞典

> 連想類語辞典

赤入れや疑問出しの際に、もっとわかりやすい言葉がないか、丁寧な伝え方がないかを探るときにも類語辞典は役立ちます。

文章を書くときでも、何度も同じ表現が続くと単調に見えます。類語辞典を利用して表現にバリエーションを出すことで文章にアクセントがつき読みやすくなります

2. 英和辞典・和英辞典など

weblio 英和辞典・和英辞典

英語の辞書サイトなら「weblio 英和和英辞典」がおすすめです。

一つの画面から英和・和英のチェックが行えます。解説もわかりやすく、例文も豊富に紹介されているので、単に意味を知るだけでなく知識の幅を広げるのに役立ちます。
> weblio 英和和英辞典

■ weblio 英和辞典で『proofreading』を調べた結果

「proofreading」を含む例文も表示されます。発音を聞くことも可能です。

■ weblio 和英辞典で『校正』を調べた結果

「校正」に関する英語が複数表示されます。


※検索結果は、ほんの一部です。実際には各辞書での意味や用例など細かく見ることができます。

② Deep L(翻訳ツール)

短い英文の作成・翻訳なら、Deep L一択です。Deep Lは、高精度の翻訳ツールとして有名です。無料でダウンロードできるアプリを使えばさらに使い勝手がよくなります。
> Deep L

校正のやり方を知りたい」の英文を作成

I want to know how to proofread.」を翻訳した結果

前述したweblioにも翻訳機能があります。Deep Lで作成した英文を、weblioで再確認すればさらに英文の精度を高めることができます。

※長文の英語を翻訳するなら、プロの翻訳家の方に依頼しましょう。

3. その他:校正・校閲で役立つサイト

ここから紹介するサイトは、ピンポイントで何かを調べたいときや、参考するときに役立つサイトです。

頻繁にみるというよりも、たまにのぞいてみると役立つ情報に出合えることがあります。

① 文化庁

文化庁のHPでは、一般に国語表記の参考とされている資料(PDF)が公開されています。資料の中には作成日の古いものもありますが、現在でも活用できる情報が多くあります。

■ くぎり符号の使ひ方

> くぎり符号の使ひ方(PDF)

■「異字同訓」の漢字の使い分け例

>「異字同訓」の漢字の使い分け例(PDF)

② ルール作りの基準となる資料

日本適合性認定協会のサイトでは、ルール作りの基盤となる資料が公開されています。

中でも単位記号の資料は、媒体限らず必要とされるものなので役に立ちます。

■ 単位や学名等の記載方法について

> 単位や学名等の記載方法について(PDF)

テクニカルコミュニケーター協会では、マニュアル作成時の見本となる資料が公開されています。校正・校閲で参考になる資料としては、PDF校正時のガイドラインやカタカナ表記ガイドラインなどがあります。

■ PDF 電子校正ガイドライン(校正記号、コメント入力の方法)

> PDF電子校正ガイドライン第3版

■ 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

> 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

③ 基本動詞ハンドブック

このサイトでは、動詞に関してイラストや例文を用いてかなり詳しく解説されています。漢字表記の参考にもなるので動詞関連で迷ったら、まずはこのサイトをのぞいてみることです。


> 基本動詞ハンドブック

④ 日本語教育通信

海外の日本語教師を主な対象として、日本語の解説がされています。それゆえに、かなりわかりやすい解説となっています。日本語の文法をおさらいしたいときには最適なサイトです。


> 文法を楽しく

⑤ wikipedia

wikipwdiaで調べ物をする方は多いと思います。何か特定のものを深掘りするときに便利です。ただ、引用元が明記されていない情報もあるので注意が必要です。また、次のようなアラートが出るページも情報の信憑性が低い可能性があります。


> wikipedia

⑥ 文研(NHK放送文化研究所)

「最近気になる放送用語」や「ことば・言葉・コトバ」には、すぐに役立つ情報がたくさん掲載されています。


> NHK放送文化研究所

⑦ ことばの総選挙

「大辞泉」をもとに作成されたクイズです。「表記」や「言葉づかい」の問題では、普段よく使う言葉が紹介されているので役立ちます。


> ことばの総選挙

⑧ 毎日ことば

毎日新聞の校閲センターが発信しているものです。「ことばの質問」「校閲記者から」などは、校正者に役立つ情報です。


> 毎日ことば

⑨ 印刷用語集

日本印刷産業連合会が公開しているものです。校正・校閲、印刷・出版に関する用語を調べることができます。校正を学び始めの頃は役立つサイトです。


> 印刷用語集

⑩ 日本語組版処理の要件

書籍の名称や文章の組み方などが紹介されています。DTP寄りですが、校正者でも知っておいて損はない知識なので、サラッと目を通して必要な情報だけ得るような使い方がいいと思います。


> 日本語組版処理の要件

⑪ JAGAT(日本印刷技術協会)

「日本語組版とつきあう」では、校正・校閲に関する文字の特徴や漢字の字体などが紹介されています。執筆は、元日本エディタースクール 事務局長の方がされています。他にも、業界の最新情報を知ることができるので定期的にのぞいてみると役立つ情報に出合えます。


> JAGAT(日本語組版とつきあう)

⑫ 数え方単位辞典(日本数え方単位協会)

単位について解説されているサイトです。

以下は「印刷物」の単位を調べたものです。解説も詳しく載っているので、どの単位を使用していいか迷ったときに役立ちます。

校正のオンライン辞書サイト
> 数え方単位辞典

⑬ ものの数え方(みんなの知識 ちょっと便利帳)

⑫と同様、単位について解説されているサイトです。

「印刷物」の単位を調べたものです。関連語も含めて一覧表示されるので見やすく便利です。

校正のオンライン辞書サイト
> ものの数え方