校正校閲の練習問題

校正とは? その意味と定義

今回の練習問題は、Wikipadia「校正」の項目から、一部抜粋・改変したものになります。
【出典:Wikipedia 校正

1.練習問題 問題

校正とは、印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正することをいう。出版にあたっては、印刷に先立って仮刷りを行い、それと原稿の内容を突き合わせ、誤植や体裁上の不備を正す。

ここでは、校正はあくまでも原稿に忠実に印刷されているどうか確認することを原則としているが、時には著者の書き間違いや勘違いよる誤記を正したり、著者に確認を求められたりすることも必要となる(原稿との付け合わせを超えた部分に関しては「校閲」と呼ばれる)。

校正作業に際しては、「校正記号」と呼ばれる独特の洋式に従って、赤字で注記を書き入れるというのが一般的である。しかし、どんなに慎重を帰して校正を行っても、しばしば誤植を見落としてまま出版されうことがある。

校正を少しでも怠ると出版物に数多くの誤植が発生するので、古くから「校正畏るべし」の警句が語らるている。この語は『論語』の「後生畏るべし」をもじったものであり、一説には、明治時代の劇作家福地桜痴の述懐が初出だという。

2.練習問題 解答

校正とは、印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正することをいう。出版にあたっては、印刷に先立って仮刷りを行い、それと原稿の内容を突き合わせ、誤植や体裁上の不備を正す。

ここでは、校正はあくまでも原稿に忠実に印刷されているどうか確認することを原則としているが、時には著者の書き間違いや勘違いよる誤記を正したり、著者に確認を求めたりすることも必要となる(原稿との突き合わせを超えた部分に関しては「校閲」と呼ばれる)。

校正作業に際しては、「校正記号」と呼ばれる独特の様式に従って、赤字で注記を書き入れるというのが一般的である。しかし、どんなに慎重を期して校正を行っても、しばしば誤植を見落としまま出版されことがある。

校正を少しでも怠ると出版物に数多くの誤植が発生するので、古くから「校正畏るべし」の警句が語らている。この語は『論語』の「後生畏るべし」をもじったものであり、一説には、明治時代の劇作家福地桜痴の述懐が初出だという。

[解答一覧]

(1) 
されているどうか → されているどうか
(2) 勘違いよる  → 勘違いよる
(3) 求められたりする → 求めたりする
(4) 付け合わせ  → 合わせ
(5) 式     → 
(6) 慎重をして → 慎重をして
(7) 見落としまま→ 見落としまま
(8) 出版され  → 出版され
(9) 語らて   → 語ら

3.練習問題 解説

(1)されているどうか → されているどうか(脱字)
(2)勘違いよる → 勘違いよる(脱字)
(3)求められたりする → 求めたりする(文脈により)
(7)見落としまま→ 見落としまま(誤字)
(8)出版され → 出版され(誤字)
(9)語らて → 語らて(誤字)


今回は、助詞・助動詞系の間違いを多くしています。校閲では、固有名詞や漢字以上にこのような間違いは多いです。うっかり読み流してしまわないように注意しましょう。

この手の間違いは、使い間違いというよりも、文章入力時のミスにより発生することが多いです。

固有名詞や漢字の間違いに対しては、校正のデジタルツールを駆使すれば、比較的容易に発見することが可能です。ですが、助詞・助動詞系のものは日本語の難解さ・曖昧さもあって、デジタルツールでの発見は難しいところでもあります。この部分では、依然と人に頼るしかありません。


(4)付け合わせ → 合わせ
「付け合わせ」…彩りを添えるため、または味をひき立たせるために料理に添えて出すもの。
【出典:三省堂 大辞林 第三版
また、上から2行目に『原稿の内容を突き合わせ~』とあるので、そこも間違いを推測する判断材料になります。


(5)式 → 
変換ミス


(6)
慎重をして → 慎重をして
変換ミス ※よくある間違いです。

校正について

1.なぜ「校」と「正」の漢字が使われているの?

「校」

・音読み … こう・きょう
・訓読み … くら(べる)

(くら)べて、(ただ)すから「校正

【出典:漢字辞典オンライン

2.英語表記は?

proofreading(プルーフリーディング)

【使用例】
・an act of proofreading   = 校正すること
・careless proofreading   = 不注意な校正
・the first proofreading    = 最初の校正

【出典:Weblio辞書(英和辞典・和英辞典)

3.校正とは? 辞書での定義

1.文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。校合(きょうごう)。
2.印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと。「ゲラ刷りを校正する」

出典:小学館デジタル大辞泉

1.くらべ合わせて、文字の誤りを正すこと。きょうせい。
2.校正刷りと原稿とを照合するなどして文字や内容の誤りを正し、体裁を整えること。版下や原画との照合についてもいう。

出典:三省堂大辞林 第三版

1.文字、文章をくらべあわせ、誤りを正すこと。きょうせい。校合(きょうごう)。
2.印刷物を印刷する前の過程で校正刷りを原稿に照らし合わせて、誤りを正すこと。また、「校正刷(こうせいずり)」の略。

出典:精選版 日本国語大辞典

印刷物と原稿を比較して,文字の誤りや組み方の不備,色具合などを点検し,著作者の意図した通りにできているかどうかをチェックする作業.印刷とはオリジナルに何らかの機械的あるいは化学的手段を介在させて複製を作ることなので,中間手段のでき具合によって,複製に良し悪しが生まれる.活字が介在手段であれば,原稿通りに活字を拾っているかとか,絵画の複製であれば,オリジナルの色調がうまく再現されているかとかが問題となる.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版

比べあわせて訂正すること。ふつうは印刷工程の一つを指す。活版印刷や写真植字の工程で仮刷り(校正刷り,ゲラ刷り)と原稿を照合し,誤植や組み誤り,脱落,伏字,体裁の不備,またカラー印刷では色の調子などを点検し,改めること。複数回繰り返されることもある。訂正の指定には校正記号を利用する。

出典:百科事典マイペディア

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