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校正・校閲で必要な道具(文房具類)をまとめてみました
校正・校閲をする際に必要な道具を紹介しています。主に文房具類の紹介ですが辞書や辞典なども加えています。
あくまで一校正者が使用しているものです。どの校正者にも必須の道具というわけではありませんが、これから校正者を目指す方の参考になればと思います。
※参考までにAmazonのリンクを貼っていますが「アスクル」や「たのめーる」で購入したほうが安いこともあります。法人の方ならそちらを参照することをおすすめします。また、東急ハンズや世界堂に行けばすべての商品が見つかるので、購入される場合は現物を確認することをおすすめします。
1. 赤ペン
▼ 赤ペンは、サラサの0.4ミリを使用しています。
日本エディタースクール出版部が発行する『校正練習帳』では、入朱の際の赤色の筆記具としては細書き(0.4ミリ程度)の水性ペンが推奨されています。
【出典:日本エディタースクール出版部】 > 校正練習帳(ヨコ組編)
赤ペンはサラサがおすすめというわけではなく、ずっと使い続けているので書き慣れてしまったという感じです。サラサは1本あたりまとめ買いだと60~70円ぐらいです。替え芯もあるのでコスパはかなりいいです。
0.4ミリを使用しているのも本が推奨しているからというわけではありません。何となくそこに行きついたという感じです。周りの校正者を見ても大体0.3~0.5ミリのペンを使用しています。細すぎると赤字が見えにくくなり、太すぎると文字がつぶれてしまいます。
一口に赤ペンといっても色の違いには結構バラつきがあります。発色の鈍い赤色(黒が混じったような赤)もあります。複数の校正者が実際に書いた赤字を見ていると、色の違い、文字の細い・太いで赤字の見やすさが違ってくるのがわかります。
ちなみに、フリクションペンは摩擦熱で消えるので使いません。校正ゲラは自分だけが使用するものではないので、他の人が誤ってこすってしまい消えてしまう可能性があります。また、校正ゲラを高温の場所に放置していると消えることもあります。
▼ 株式会社パイロットコーポレーション(PILOT)のHPより
> Q:フリクションで書いたものを高温下に放置していたところ、書いた文字が消えてしまいました。もとに戻す方法はありますか?
【株式会社パイロットコーポレーション(PILOT)のHPより】
2. 鉛筆(シャーペン)
▼ シャーペンはクルトガを使用しています。芯はBです。
シャーペンには特にこだわりがなく、壊れたら適当に周りにあるものを使うという感じでしたが、以前にツイッターで校正者の方から教えていただいたのをきっかけに「クルトガ」を使用しています。
クルトガは常に芯がトガった状態になるように工夫されていて、文具店で試し書きをして良かったので使っています。
クルトガはシリーズが多いのでどれにするのか迷いましたが、一番安いスタンダードモデルにしました。シャーペンの芯が「B」なので常にトガった状態はかなり書きやすいです。濃い目の芯を使っている方にはおすすめします。
シャーペンとセットの消しゴムですが、これも特にこだわりなく周りにあるものを使っています。MONOを使っている方が多いような印象です。他の消しゴムと比べたことがないので、これが一番だとは言えませんが特に不満もありません。
> トンボ鉛筆 MONO 消しゴム
ちなみにMONOにはブラックもあるようです。消しくずが目立つのがいいと思いましたが、残念ながら価格はやや高めです。
3. 青ペン
▼ 青ペンは、サラサ0.5ミリを使用しています。赤ペンと同じシリーズです。
青ペンは、補足の指示をする場合や赤ペンが目立たない場合(※校正ゲラが赤系の配色で赤ペンが目立たない場合や、赤字が多い場合)などに使用します。基本は、補足的な指示出しで使うので、赤ペン(0.4ミリ)と差を出すために0.5ミリを使っています。
疑問出しや補足の指示は、青ペン(青鉛筆)で書くように聞かれますが、実際には鉛筆(シャーペン)で書くほうが多いように思います。青ペンの使用頻度はあまり多くないです。一日に1回使う程度です。
このサラサの青ペンを使っている理由は、単に赤ペンと同じシリーズというだけです。これもコスパはかなりいいです。
4. その他のペン(白ペンなど)
▼ その他のペンとして、ユニボール シグノの白ペンを使っています。
白ペンは、校正ゲラのバックが黒の場合など赤ペンや青ペンでは目立たない場合に使用します。特に白にこだわらなくてもピンク系の色でも目立ちます。
校正ゲラを白黒反転させてコピーする方法もありますが、この手のペンを一本持っていると便利なときがあります。複数人で校正をしているなら、全員で一本を共有するのでもいいと思います。
実際のところは、ペン先の細いものが使い勝手はいいですが、使用頻度が少ないとインク詰まりがあるため、渋々太めのものを使用しているといった感じです。
この白ペン類は、各媒体によって必要性が変わってくると思います。書籍などは赤ペンや青ペンで十分だと思いますが、広告やカタログなどの媒体では重宝される場面が多いです。
5. グリップ
▼ ペン用のグリップ
> ソフトグリップ
たまにペンにグリップを付けている校正者の方もいます。市販のものを使用しているというよりも、自分でガーゼやティッシュを丸めたものをグリップとして使用されています。
単に市販のペンが持ちにくいという理由もありますが、手にペンだこができるのが嫌でグリップを付けている方もいます。
市販のペンが持ちにくいという方はグリップを使うという選択肢もあります。ただ、グリップはペンのように試して使うことができないので購入するよりも自作するほうがいいかもしれません。
> ペン グリップ 自作
※Googleの検索結果に飛びます。
6. 蛍光ペン・ダーマトグラフ
蛍光ペンやダーマトグラフは、校正で確認し終えた箇所にチェックをするときに使います。確認した箇所が一目でわかるので実際に使用されている方は多いです。
確認した箇所が自分にだけでなく、第三者にもわかるのでダブルチェック的な役割も果たせます。
※校正の現場によっては、校正ゲラへ確認のチェックを入れないこともありますが、チェックを入れると入れないとでは見落としの発生率がかなり違ってきます。そのため、確認した箇所にはチェックを入れておくほうがよいです。
▼ 蛍光ペンはゼブラがおすすめです。
発色も握り具合も断然これが使いやすいです。校正作業だけに使用するなら7色も必要ないと思います。よく使う色だけ単色でダース単位で購入したほうがコスパはいいです。
黄色マーカーは、白黒コピーだと他の色ペンと違い黒く影のように映らないので便利です。
蛍光マーカーのチェックは目立つ色のほうがいいと思われますが、ピンポイントのチェックは発色のいいピンクやオレンジ色にし、全体的なチェックは落ち着いた青や緑色に統一しておくほうがよいです。全体のチェックに目立つ色を使用し、それが長時間の作業になると目がチカチカしてかなり疲れます。
▼ ダーマトグラフは三菱鉛筆一択です。
ダーマトグラフは三菱鉛筆の登録商標なので、ダーマトグラフは三菱製のものしかありません。他のメーカーの製品を探す場合は『グリースペンシル』で調べれば出てきます。
ダーマトグラフをご存じない方は、太い色鉛筆とイメージしてもらえばいいと思います。
蛍光ペン同様、黄色のダーマトは白黒コピーを取っても影になって映らないです。ダーマトの長所は、表面に光沢があるものなど、ペンやマーカーでは書きづらいものに対してもチェックできるところです。
蛍光ペンとダーマトを同時に使用することはまずないと思います。どちらかを使用するということになりますが、コスト的には蛍光ペンのほうが抑えられます。
7. 修正ペン・修正テープ
▼ 修正ペン・修正テープ
修正ペンや修正テープを使ってはいけない校正の現場もありますが、赤字が見づらくなるようであれば使ったほうがいいです。
修正ペンは、ペン先が固まることが多いため何度も無駄にした苦い経験があります。今ではテープの使用のほうが多いです。
修正テープは、乾く時間を待たなくていいのと広範囲に使用できるので便利です。テープ幅の種類も増えたため使い勝手はいいです。使うならテープ幅の細めのものがおすすめです。また、詰め替えタイプよりも使い切りタイプのほうが、やや価格は高めですが使いやすいです。
※校正の研修段階では、修正ペンや修正テープは極力使わないほうがいいです。赤字を正すには、ちゃんとそれ用の校正指示があります。また、容易に赤字を消せるという意識を持っていると、気の緩みから書き間違いも増えてきます。
8. メンディングテープ
▼ メンディングテープ
メンディングテープは、上記の修正ペンや修正テープの補助的役割として使います。
乾いた修正液や、修正テープは剥がれてしまうことがあります。フリクションペンと同様、自分では剥がさなくても、誰かが誤って剥がしてしまうことがあります。そのため、上からメンディングテープを貼って補強します。
メンディングテープは、薄くて透明度もありテープの上から文字を書くこともできます。コピーを取ってもテープの影が映りません。補助的役割だけでなくても使える場面は多いです。
ただ、メンディングテープは便利ですが、価格が高いので使用頻度が少なければ買う必要もないと思います。
9. 物差し(30cmと15cm)≒定規
物差しは、30cmと15cmのものを使用しています。
▼ 30cmの物差しは校正者には必須の道具です。
実際に使用しているものと少し違いますが、このような透明で方眼のあるものが便利です。新たに買わなくても学生の頃に使っていたもので問題ありません。
塗り足しの確認をする場合に、仕上がり線(断ち切り線)上に線を引くことがあります。また、文字や画像、図版の位置が揃っているか線を引いて確認することもあります。線を引かなくても、物差しを当てて確認することも多いです。目視では揃っているように見えても、実際に差しを当ててみるとズレていることはよくあります。
また、突き合わせ校正のときにも重宝します。
原稿と校正ゲラを横並びにして突き合わせするとき、見ている行がズレないように物差しを当てながら確認します。目だけで原稿とゲラを交互に見比べていると、どうしても一行飛ばしてしまうことがあります。そのために、行を見間違わないように物指しを当て確認していきます。
【関連記事】> 突き合わせ校正(=引き合わせ校正)のやり方とコツ
他にも、素読みのときに、余計な文字情報が入ってこないように、読んでいない文を物差しで隠すことがあります。
▼ 15cmの物差し(0.5ミリ刻みのモノ)
これは実際に使用しているものです。
使用頻度は少ないですが、媒体によっては0.5ミリ単位で寸法指定されているものがあります。
校正する媒体によって必要性が変わってくるので、特に細かい寸法を測る必要がないなら0.5ミリ刻みでなくても大丈夫です。ただ、短い物差しは持っておくと便利です。
10. 指サック
▼ 指サックは、メクリッコ(サイズ:MとL)を使用しています。
編集や進行管理など原稿を管理する側が使うことが多いですが、校正でも原稿や校正ゲラを数えたりすることはほぼ毎日です。
指先全体を覆う指サックは長時間つけているとムレてきます。また、ゴム特有のニオイがすることもあります。通気性がいいものにもデメリットがあり、指先を覆うタイプよりも耐久性が劣ります。
大抵の指サックには商品パッケージに指のサイズを測る穴があります。指によってサイズが違うこともあります。自分の場合は親指はLで、人差し指はMです。
以下は、原稿や校正ゲラの履歴を区別するためにマーカーをつけている場面です。指サックがあると、親指一本だけでスムーズにページがめくれるので便利です。
▼ 動画
11. ダブルクリップ・ゼムクリップ
▼ ダブルクリップ
事務用で使うどこにでもある標準的なものです。
カタログなどページ数が多いものを留めるとき、特大クリップだとひとまとめにできて便利だと思えますが、特大クリップは留めるのに結構力がいるので、握力の弱い方にとっては使い勝手が悪いです。そのため、ページ数が多いものは分割して留めてあげるほうが親切な場合があります。
ダブルクリップは、大きすぎても小さすぎても不便なことがあります。少量の紙を留める場合ならゼムクリップのほうが便利です。
ゼムクリップは、小さいものは取れやすいので、5cmサイズの大き目のものがおすすめです。
> ゼムクリップLL
12. 付箋(強粘着タイプ)
▼ 付箋は強粘着付箋を使っています。通常の付箋だと少しの力で剥がれてしまうためです。
付箋は、校正ゲラの赤字や疑問出しが入っているページに貼ります。ページ数が多い場合、どこに赤字や疑問があるのか担当者が探すのが大変だからです。
大抵、クリップを左上で留めるので、付箋の位置は右上に縦方向で貼ります。
横向きに貼ると封筒などに入れる際に引っかかったり、校正ゲラを持ったときに指にあたって付箋が取れたりする恐れがあるからです。
定番カラーの黄色を軸に、イレギュラーな箇所にはピンク、あとで自分が振り返るときの目印として使うなら青色など、色によって意味付けしておくと便利です。
強粘着付箋は、長期間圧力をかけた状態で保管しているとセロハンテープ並みにくっついて取れないことがあります。長期間保管しておくなら取っておくことです。
13. 辞書(紙の辞書・電子辞書・ネットの辞書)
▼ 辞書(紙の辞書・電子辞書・ネットのオンライン辞書)
校正を始めた頃は、用語を調べるのはほぼ100%紙の辞書でしたが、今ではネット上にあるオンライン辞書を使用します。
検索頻度の割合としては、
PCで検索 98%
紙の辞書 2%
電子辞書 0%
という感じです。
ネットで情報が不足している場合に紙の辞書に頼ります。電子辞書は持っているだけという状態です。
昔と違い、辞書も紙だけでなくデジタル版も販売されているので、今後もPCでの検索がメインになってくると思います。単に検索だけでなく、登録したり類語や派生語をワンクリックで検索できたりする利便性は紙の辞書にはない大きなメリットです。(だからといって、紙の辞書を手放すことはないですが)
■ 現在持っている紙の辞書
1.広辞苑
2.新明解(コンパクト版)
3.用字用語の使い分け
4.漢字辞典
5.記者ハンドブック
6.英和辞典
1~5は先輩校正者のお古を頂いたものです。6の英和辞典も学生時代のものです。複数の校正者のいる現場では、共有の辞書もあるので改めて購入する必要はないかもしれません。
■ 現在持っている電子辞書
電子辞書は、15年ぐらい前の当時でも一番安かったものを今でも持っています。
一語入力するだけで複数の辞書検索ができるのが便利だと思い購入しましたが、結局は紙の辞書で調べることが多かったように思います。
出張校正など、違う現場で校正する機会がある方には必須の道具だと思います。
電子辞書は、今では液晶もキレイで何十冊も辞書が入っているものもあります。ただ、校正だけで使うなら液晶がカラーである必要もないですし、辞書も何十冊入っていても全部使用する機会もまずないと思います。特殊な媒体の校正をするという以外は、特に何万円もする高価な電子辞書を買う必要はないでしょう。
■ ネット上のオンライン辞書
有名なところで言えば、「コトバンク」をよく使います。コトバンクは、朝日新聞・朝日新聞出版・講談社・小学館などの辞書から用語を一度に検索できるサービスです。
英語は、単語レベルなら辞書で調べれば大丈夫ですが、長文になってくると専門の会社に依頼することがあります。文法的には合っていても、ネイティブには違和感のある表現も多いためです。
英単語や少しの文の検索には、「DeepL」を使っています。有料版もありますが無料版でも十分使えます。
あとは、ジャンル別に信頼できるサイトを7つほどブックマークしています。
【関連記事】> 無料で使えるNo.1翻訳ツール[DeepL]をおすすめする理由
・漢字の使い分けで困った場合は次の辞書が役立ちます。漢字のことなら大抵、この一冊で解決します。
14. 級数表(印刷文字スケール)
▼ 級数表(印刷文字スケール)
校正者なら、級数表を使う使わないにかかわらず持っている方がほとんどだと思います。使用頻度は媒体によって違うと思いますが、規定書があるなら使う機会も多いと思います。
級数表を使う使わないにしろ、校正を始めた最初の頃は級数表で文字を図る練習をしておいたほうが、後々の為になります。ある程度の級数の違いなら目視でもわかるようになってきます。
校正を独学で勉強される方は、誰かに測り方を教わったほうがいいかもしれません。フォントによってはサイズが大きく見えることもあります。また、使いにくい級数表も結構多いです。
校正・編集の学校、日本エディタースクールでも級数表が販売されています。
直接スクールの窓口に行くか通信販売での購入が可能です。
・級数表の使い方を知りたい方は次の記事をご覧ください
15. ルーペ(拡大鏡)
▼ ルーペ(拡大鏡:倍率10倍)
ルーペは、下の画像と同じもの使用しています。頂き物です。このルーペしか使用したことがないので他はどうかわかりません。
ルーペの使用頻度は少ないですが、あったら便利なときは多いです。
・ロゴに付いているアールマーク、トレードマーク、著作権マークなどの確認
・約款の注釈など小さな文字の確認
・原稿の資料の文字がつぶれているとき
・画像の細部の切り抜きがされているかの確認
・図面の細部の確認 など
ルーペの購入は、倍率と持ちやすさに注意しておけば大丈夫です。自分にとって見やすい・使いやすいものをお店で試してみることです。虫眼鏡タイプのものも使いやすいです。持っている校正者も多いです。
・調べてみたらオシャレでコンパクトなものも結構あります。
> Vixen ルーペ ポケットルーペ(倍率 : 3.5倍)
16. 電卓
▼ 電卓
媒体により使用頻度は異なると思いますが、使用頻度にかかわらず卓上タイプを持っておくことをおすすめします。
第一の理由は数字が見やすいことです。小さい画面だと数字を見間違える恐れがあります。計算があっていても、数字を見間違えると元も子もありません。打ちやすさも大事ですが、まずは数字の視認性が大事です。
今では、計算や調べものはスマホで十分だと思う方もいるかもしれません。
ただ、色々な現場へ出張校正に行く方は注意が必要です。企業によっては規則により業務中のスマホ使用が禁止されているところもあります。いざというときに使えないことも考えられるのでスマホに頼りすぎるのは注意が必要です。
17. その他
▼ ステープラー
校正者が原稿や校正ゲラを留めるのに使うことはないです。留めたい場合はクリップを使います。
使用場面としては、クライアントから支給された資料などがステープラーでとじられている場合、校正する際に一旦外して、校正後に元の状態に戻すときに使用します。
▼ はさみ・カッター
はさみやカッターなどもたまに使います。カッターを選ぶ基準は、刃先を固定する部分(赤枠部分)がしっかりとしているかどうかです。安いプラスチック製のカッターの中には、その部分が緩いものがあります。
▼ クリアファイル
クリアファイルがあれば、校正済みのものを一時的に保管しておくことができます。他の原稿と混ざることもないので安心です。サイズは、大き目のA3ぐらいを持っていると便利です。
おわりに
以上、校正で使う道具を紹介しましたが、とりわけ珍しいものはなく大抵身近にあるものばかりです。基本的には「アスクル」や「たのめーる」から注文できるものです。文具店に行っても揃います。
校正で使う道具は校正者本人が準備する必要もありますが、校正者を迎え入れる環境にある(出張校正で来てもらう、派遣社員やアルバイトの方に来てもらう)場合は、迎え入れる側でも一通りの文房具類を用意しておくと、校正者にはかなり印象のいい会社として映ります。